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大坪顧問のキャッシュフロー講座 はじめに

村松法律事務所の大坪です。私は長らくの銀行勤務を経て、現在は村松法律事務所で経営支援を担当しています。

 

当事務所は、特に企業再生に力を入れていますので、図らずも経営窮地に陥ってしまった企業様の財務診断と改善計画の立案などをお手伝いしています。企業が生き延び続けることができるかどうか、それは「キャッシュフロー」にかかっています。そこで、この講座では、経営者にご理解いただきたいキャッシュフローの基本について連載していきます。
 
「キャッシュフロー」という言葉は、今ではもう常識のようになりました。しかし、頻繁に使われているにもかかわらず、もうひとつピンとこない、という人も少なくありません。
 
キャッシュフローは直訳すれば「現金の流れ」ということになります。経営において、表面上の利益ではなく現金の動き(たとえば1年という期間でどれだけの現金が流入もしくは流出したのか)を重視しよう-というのが、キャッシュフロー経営の考え方と言えるでしょう。

 

「勘定合って銭足らず」といった言葉があります。経理上は売上があがっているのに手元に現金がない-ということが起こることを表しています。現金が足りなくなると銀行借入に頼ることになりますが、何年もそうした状態が続くと銀行借入も困難になりますし、借入ができても返済ができません。通常、営業キャッシュフローが2期連続してマイナスでは黄色信号・3期連続になったら赤信号と言われています。そうした事態にならないように日頃からキャッシュフローを意識した経営が求められます。

 

これから数回に分けてキャッシュフローについてお話しします。概念ではなく数字の話になりますが、なるべく単純化して説明します。
 
Part.1では、キャッシュフローとはなにか。なぜ重視されるのかを説明します。
Part.2では、キャッシュフロー計算書の作成方法とキャッシュフローの種類について説明します。
Part.3では、実際にキャッシュフローを計算してみます。
Part.4では、キャッシュフロー計算書と資金繰り表との関係について説明します。
 
キャッシュフローについて理解できたら、是非皆さんの会社に置き直して自分の手でキャッシュフローを算出してみて下さい。また、キャッシュフロー算出に当たってサポートが必要な場合、又は専門家のアドバイスが必要な場合は、お気軽に大坪までお問い合わせください。

「銀行出身!大坪顧問のキャッシュフロー講座」目次

はじめに

①キャッシュフローとは何か

②キャッシュフロー計算書の作成方法とキャッシュフローの種類

③キャッシュフローを計算してみましょう

④キャッシュフロー計算書と資金繰り表


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